総務省の発表によると、2009年のフリーター人口は6年ぶりに増加して、178万人にもなっています。
男性81万人、女性は97万人で男女とも増加に転じています。
この統計でのフリーターの年齢は15歳~34歳です。
フリーターとはフリーアルバイターとも呼ばれており、正社員としてではなくアルバイトやパートで生計を立てている人を指すことばです。
もともとは、1980年代に職業に縛られず自由な生き方を求めた働き方として広まったことばです。
しかし、バブル崩壊後は、大学や高校を卒業しても求人が少なく就職が決まらない就職氷河期を迎え、就職が決まらないまま、やむなくアルバイトで生計を立てる若者が増加しました。
フリーターの仕事は給料が安く、正社員と比べて平均年収は3倍以上の格差があります。
厚生労働省の平成15年版の賃金センサスによると15歳~34歳の正社員は387.4万円に対し、同じ年代のフリーターは105.8万円です。
高校卒業後に働き始めた正社員の生涯賃金が2億1500万円になるのに対し、フリーターのままだと5,200万円と4倍以上もの格差ができます。
給料の額だけでなく、将来の年金受取額にも差が生じます。
アルバイトの多くは厚生年金制度がなく、フリーターを続けていると国民年金しか受取れません。
正社員ならば、国民年金の他に厚生年金を受取ることができ、勤務企業によっては企業年金も上積みされた金額が支給されます。
フリーターになると正社員になるのは難しく、企業はフリーター経験のみの応募者を正社員として好んでは採用しません。
しかし、働きぶりを見てフリーターから正社員を登用している会社も多くあります。
正社員として認めてもらうためには、アルバイト期間中もしっかりと仕事をこなしていく必要があります。
アルバイトだからといって仕事を軽く見るのではなく、どんな働き方をしても仕事にまじめに取り組む姿勢が求められているのです。
正社員登用可のアルバイト求人も多くあるので、正社員を目指す人の1つの選択肢となります。
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